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     目を覚ますと、真っ白い世界が広がっていた。

     「起きたかい?」と男の人が手を差し出し、「おはよう」と優しく笑った。

     私はとても不思議な感覚だった。まるで夢を見ているようなフワフワした感じ。
     その感覚の中で、私は目の前の男の人をずっと見ていることしかできなかった。



ida01

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